エッセイ「ザ・万歩計」万城目学
奇想天外、独特な雰囲気のある小説を書く作者。
俗に「万城目ワールド」というそうな。
それに見合うというか、やはりというべきか…この作者のクセがすごい!
そんな人間的魅力あふれるエッセイ集がこの一冊。
作者の半生やデビュー作「鴨川ホルモー」や、ドラマ化した「鹿男あおによし」の制作秘話が知れます。特に鹿男が生まれるきっかけとなったエピソードはおすすめ。
また、各一編が短いのでスラスラ読めるし、隙間時間にもおすすめ。
サクッと笑いたいときにどうぞ。
感想といたしましては、こんな友達が欲しかった。です。
そして自分もこんな行動力が欲しいと思いました。
遊牧生活にあこがれてモンゴルの極寒地に飛び込む人います?
万城目氏は飛び込んじゃうんですよね。
「万城目」とは珍しい苗字ですが、読み方は「まきめ」です。
初めてみたとき「まじめ」と読んでしまい
「まじめ まなぶ」とかめっちゃ狙ってるなーと思ったのはここだけの話。(終)